第107回全国高等学校野球選手権 長野大会 松商学園が優勝 屋代高校が68年ぶりのベスト8
高校野球
記録的な猛暑のなか7月5日から26日まで夏の高校野球長野大会が開催され、県内の各球場で球児の熱い戦いが繰り広げられた。今大会で快進撃を見せたのが屋代高校。初戦で豊科にコールド勝ちすると、2回戦も諏訪二葉に大勝。3回戦では長野東を下し、4回戦でシード校の東海大諏訪と対戦した。屋代は先制されたものの5回に逆転、諏訪の反撃を抑えて6‐4で勝利。現校名では初、屋代東高校の名称だった昭和32年以来68年ぶりとなるベスト8進出を果たした。躍進の立役者となったのがエースの西村森太郎くん(屋代中)。東海大諏訪戦では一人で171球を投げ抜き、双子の弟・陽太郎くんが主将を務めるチームをけん引した。準々決勝では松本国際に敗れたものの、鮮烈な印象を残した。
決勝は松本国際を下した松商学園と上田西を破った佐久長聖の対戦に。松商学園が3‐1で勝利し、4年ぶり38回目の優勝を果たした。
屋代vs豊科

(7月6日 長野オリンピックスタジアム)
