荒れた天候のなか無事に開催 第33回森将軍塚まつり
行列参加者にステッカープレゼント
11月3日の文化の日、今年で33回目の開催となる森将軍塚まつりが科野の里歴史公園で開催された。例年この日は「晴れの特異日」で天候に恵まれてきたが、今年は前日から雨の予報で予定されていた東小学校トランペット鼓隊の演奏は中止に。古代行列の入場時刻には雨が上がり、開会式に続いて高床倉庫の前で蔵出しの儀式を行い、古墳時代の衣装に身を包んだ行列が古墳へと登った。古墳前方部で収穫感謝の儀式を執り行う際には日が差し始めて、善光寺平にきれいな虹がかかった。
今年は千曲市PR大使の鬼越トマホークの2人も登場し、森将軍塚古墳館の酒井館長と古墳にまつわるトークを披露した。トーク終了後、急に強風とともに雨が降り出し、古墳上で行われるはずだった古代史の講演会「森将軍塚青空教室」と、スカイステージの奉納演奏や舞踏は急きょ古墳館内に場所を移して行われた。その後も晴れたり降り出したりと不安定な天候となったが、科野の里おまつり広場やあんずの里物産館などには大勢の来場者が訪れ、秋の味覚やステージの演奏を楽しんでいた。
また、今年も古墳館や隣接する県立歴史館が観覧無料になり、開催中の企画展に足を運ぶ人も多かった。

虹が現れた古墳上のスカイステージ

子どもたちも古代衣装で古墳に登った
