重機・建機レンタル大手のアクティオ 千曲市八幡に「整備・訓練・防災派遣」拠点が竣工
2026年5月に本格稼働
重機・建機レンタル大手アクティオ(東京)が千曲市八幡に現在建設している大規模な施設「長野ちくまテクノパーク統括工場」で、10月29日に千曲市長らを招いて竣工式が行われた。ここでは大型クレーンをはじめ重機などの整備や操縦訓練センターの機能と併せて防災派遣拠点としての役割も担う。国内では同社としては最大規模の広さとなる約2万7000坪の拠点となる。
さらに敷地内に大型クレーンを3機設置し、来年5月からは本格的な稼働となる。
上信越道と長野道の二つの高速道路の結節となる更埴ジャンクションや、新たに建設される屋代スマートインターチェンジ(仮称)、信越と関東~北陸を結ぶ国道18号線が走る千曲市内は物流の拠点として国内でも重要な交通の要衝となっている。
アクティオは、この立地の利点を最大限に活用して、災害時において重機の派遣が迅速となるように防災拠点としての役割を充実させていく構えだ。
(本紙特任記者・中澤幸彦)

JR篠ノ井線・姨捨駅方面から見たアクティオ長野ちくまテクノパーク統括工場(土地面積は約2万7000坪)
