長野セラミックス 2年連続30万円賞与支給
11月21日、セラミック製品の開発製造メーカー長野セラミックス(本社・内川)は記者会見を行い、2年連続で決算賞与を社長以下役員、正社員、パート社員の20人全員に30万円支給したと発表した。会見に臨んだ佐藤義雄社長によると「ここ数年会社の売り上げ、利益ともに非常に良い数字が出た」といい、今年10月決算が昨年より大幅に伸長する見通しとのこと。対前年比で売上は150%、利益は200%増加した。
水素還元スティックやウォーターサーバーなど同社で強みを持つ水処理の分野ついては来年から積極的に海外進出を計画している。韓国での営業所設置やインド、シンガポールなども飲み水の需要を見込んでいるという。
また、これまで海外ではドイツに向けて浄水器に入れるセラミックスを供給していたが「今後はパーツだけでなく装置の完成品を送り込みたい(佐藤社長)」と戦略の見通しを語った。
佐藤義雄社長
(会場:長野セラミックスショールーム)

