長野県立大坂城町地域活性化プロジェクト

長野県立大坂城町地域活性化プロジェクト

昨年度より坂城町の地域活性化をテーマにしたプロジェクトに取り組んでいる長野県立大学・発信力ゼミⅡが11月22日、町内の史跡や人気スポットを訪問した。昨年に続いてテーマは戦国武将「村上義清公」。義清の魅力を掘り起こし地域の歴史や文化の発信に取り組む。この日はゼミの1年生9人が坂木宿ふるさと歴史館や鉄の展示館などを訪問。町教育委員会教育文化課の職員から説明を受けた。村上義清公墓所や菩提寺の満泉寺などゆかりの場所も取材して貴重な文化財を見学したほか、さかき千曲川バラ公園や地元のコーヒー店や洋菓子店も訪れた。

ゼミ生の千葉七輝さんと田村優芽さんは共に県外出身で坂城町に来るのは初めて。町の印象について「山が近くてすごく自然を感じられる。紅葉がきれいだった」と話す。昼には地元名物のおしぼりうどんにも挑戦したそうだ。現在考えているのは村上義清の家紋を使ったグッズの開発だという。担当の二本松泰子教授によると、年明けには町役場で研究成果を披露する予定になっている。

村上義清公墓所を訪れた学生たち