旧上山田町庁舎に総合窓口設置の方針示される

 小川市長は、公約として掲げた「戸倉上山田地区への市役所窓口の開設について」4月から実施することを表明。施設の老朽化や人口の減少等を踏まえ、3庁舎を統合し支所等は置かないとした公共施設再編計画を一部変更。各種証明書交付やゴミ袋の販売、各課への取次を含む相談業務等を行う窓口係を新たに設置するという。
 地域からの強い要望に沿うものだか、市議会等多くの関係者の理解を得た計画を変更するには、きちんとした合理的理由が必要だと思うがどうなのか。
 一方「市民との協働による市政」を展開する拠点として大切な役割を果たすコミュニティ施設の管理は、市から地域に委ねるとの計画が進められている。
 今、全国の市町村は度重なる合併により市域は拡大、一定規模の財政力を保持しつつ生活環境は維持されているものの、伝統や人情といった面などソフトパワーの低下が指摘されている。このため、多彩な人材と多様な仕組みで進めるプラットフォームづく0が強く求められている。
 このような観点から、上山田地区に設置する市民窓口係は、単なる市役所の取次機能の場ではなく、区長等、地域のリーダーや住民の「まち創建拠点」=コミュニティセンターヘと発想を転換したらどうか。
 そして、このような「小さな拠点」を周辺部に広げ、市民参加による協働のまちづくりを更に進めるべ
きと考えるがいかがか。旧上山田町庁舎に総合窓口設置の方針示される

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