千曲坂城エリア交通網整備 上田篠ノ井バイパス&屋代・姨捨スマートIC 建設促進期成同盟会が開催

千曲坂城エリア交通網整備 上田篠ノ井バイパス&屋代・姨捨スマートIC 建設促進期成同盟会が開催

上田篠ノ井バイパス(国道18号バイパス)全体図

 7月11日、新国道上田篠ノ井間建設促進期成同盟会の今年度定期総会が更埴文化会館で開催された。上田市上塩尻から長野市篠ノ井塩崎間を上田・篠ノ井バイパスとして整備する建設計画は国道18号の慢性的な交通渋滞改善が期待されている。4年ぶりに対面形式で開催された総会には千曲市、坂城町のほか上田市、長野市の関係者およそ60名が出席。早期実現を目指す決議を採択し今年度の実施事業を決定した。同期成同盟の発足は62年前の昭和36年度。千曲橋~坂城大橋間(約9キロ)が未事業化区間で早期の事業化が求められる。

屋代スマートIC実現へ第一歩

 一方、高速道路では千曲市で新たな動きが出ている。7月21日、千曲市役所501会議室で、上信越自動車道の(仮称)屋代スマートインターチェンジ地区協議会の初会合が開催。国土交通省、長野県建設部、東日本高速道路㈱の関係者らが顔をそろえた。会議ではスマートICの実施計画書案が承認され、速やかに国へ提出される運びとなった。スマートICは有明山トンネルから更埴ICの間に建設を予定している。小川市長は「事業化に一歩進んだ」と語った。

 同日には千曲市が「西の玄関口」と位置付ける長野自動車道・姨捨スマートIC推進協議会の定期総会も開催され、フルインター化に向けた地質調査の実施などの状況が報告された。

更埴文化会館小ホール(7月11日) 写真提供:千曲市道路河川課

第1回(仮称)屋代スマートインターチェンジ 地区協議会(7月21日)