屋代の街に七夕飾りを 

屋代の街に七夕飾りを

 今年の七夕の期間、屋代の須須岐水神社斜め前の歩道に2本の七夕飾りが取り付けられた。これは屋代地区の有志の手によるもので、7月10日まで飾られた。発起人は大栄建設の南澤正知さん。屋代地区ではこの夏、須須岐水神社の宮前通りを歩行者天国にしてお盆の3日間行ってきた「屋代ヨイヨイ」などの夏祭りの開催を取り止めた。市民が集うお祭りの場がなくなった屋代の街に元気を取り戻すため、七夕飾りの設置を思いついたという。今回は南澤さんが中心となり、付近の商店などに協力を得て完成。竹や飾りなどは南澤さんが会社にあったものを提供した。短冊を作る時間は無かったそうだが、「次回は屋代小の子どもたちに願い事を書いてもらいたい(南澤さん)」とのこと。「来年以降も七夕飾りを作りたい。屋代の1区から6区まで寄付を募ってそれぞれの区の七夕を盛大に飾りたい」と抱負を語った。

七夕が飾られたのは通学路になっている場所 小中学生たちは学校への登下校の際に七夕飾りを見て楽しんでいた様子だった