全国戦没者追悼式 千曲市から2遺族が出席 千曲市雨宮在住の半田好和さんから

全国戦没者追悼式 千曲市から2遺族が出席 千曲市雨宮在住の半田好和さんから終戦の日に開催された「全国戦没者追悼式」出席のお便りを頂きました

 8月15日、全国戦没者追悼式が東京都の日本武道館で開催されました。

 長野県からは遺族をはじめ56名が参列しました。更埴地区からは上山田地区から鹿田正彦さん、東部地区から私、半田好和の計2名が参加しました。

 当日は当初参列予定だった関西地区の府県が台風の影響により急遽参列を取りやめました。長野県からは南信、中信、北信の各地からバスにより集まり、台風の影響もなく参列することができました。式典はコロナに伴う自粛が解かれつつあるなか、未だ通常開催には戻っていませんが厳粛の内に執り行われました。

 式典前には国会議員の若林健太氏、神津健氏があいさつにみえたほか、長野県席の隣が北海道席ということもあり、鈴木宗男氏も短時間ではありましたが歓談をしました。

 式は11時50分から天皇皇后両陛下のご臨席のなか、岸田総理大臣の式辞から始まり追悼の辞、各界の代表、遺族の献花を行い、最後に後藤厚生労働大臣の献花にて式が終了しました。

 戦後78年を経て、戦没者の遺骨収集など残された課題があります。岸田総理の式辞によれば、この残された課題の処理を進めるとのことです。遺族の高齢化に伴い戦争を直接知らない世代になりつつあります。世代交代してきている中、戦争を行わないこと、平和な世の中であることを一層祈念する式典となりました。(半田好和・雨宮遺族会会員)

半田好和さん(右)