千曲警察署  防犯訓練&特殊詐欺被害防止訓練

千曲警察署  防犯訓練&特殊詐欺被害防止訓練

 千曲警察署と更埴防犯協会連合会は12月7日、パチンコ店・ニューアサヒ千曲店で強盗対応の訓練を実施した。訓練内容は刃物を持った犯人がカウンターを襲う想定で、実際に同店の店員が対応や110番通報を実践した。強盗に扮した署員が金品を要求して車で逃走した後、店員が通報の際に伝えた犯人の特徴などを実際の服装と再確認。その結果、記憶違いもあるということを認識させた。訓練に参加した千曲遊技場組合の小山組合長は「訓練自体は20年以上実施しているが、通報の訓練は特に大事」と話した。

 12月12日は長野信用金庫稲荷山支店で防犯訓練と特殊詐欺被害防止訓練を実施。窓口を強盗が襲う想定の防犯訓練に続いて、特殊詐欺で騙された男性が来店し口座を開設しようとする場面を想定して対応を行った。瀧澤支店長は「課題を確認する良い場になった」と語った。

 千曲署生活安全課の今井係長は「闇バイトで安易な犯罪に手を染めるというのは事実。都会で起きた事はタイムラグなく田舎でも起きる」と警鐘を鳴らした。

ニューアサヒ千曲店での強盗対応の防犯訓練

長野信用金庫稲荷山支店での特殊詐欺被害防止訓練