おじょこな800字小説  第十八回「私が知らないお母さん」 作・塚田浩司

 おじょこな800字小説  第十八回 「私が知らないお母さん」 作・塚田浩司  家に帰ると、母の部屋のドアが少しだけ開いていた。覗いてみると、そこには私の知らないお母さんがいた。  私が見ていることに

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おじょこな800字小説  第十七回「恭子ちゃん」 作・塚田浩司

おじょこな800字小説  第十七回「恭子ちゃん」 作・塚田浩司  風がひんやりしてくると、かならず恭子ちゃんのことを思い出す。  あれは、小学校高学年のことだったと思う。私は恭子ちゃんと二人で近所のお

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おじょこな800字小説 第9回 「遅れてきたサンタクロース」作・塚田浩司

 おじょこな800字小説 第9回 「遅れてきたサンタクロース」  窓の外の雪だるまを見ながら、また怒りが込み上げてきた。翔はここ数日すっと不機嫌だった。 なぜならこの前のクリスマスにプレゼントをもらえ

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