ちくま未来俳句 選者 光本苹果 (ホトトギス同人) 追焚きをなして温まる冬立つ日 のり子 山辺の萩の木刈るな猿子鳥来る 遊耳 空青し粉ふき萎む吊るし柿
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ちくま未来俳句 選者 光本苹果
ちくま未来俳句 選者 光本苹果 (ホトトギス同人) 残り柿ぽとりと落ちて日が暮れて 英夫 草の実をつけたるまゝに受話器とる のり子 名月の鏡台はづ
ちくま未来俳句 選者 光本苹果
ちくま未来俳句 選者 光本苹果 (ホトトギス同人) 藤袴増えて蝶を寄せ付けず のり子 隠し事いづれ明らか葛の花 遊耳 さらしなや波田毎光る稲穂かな
ちくま未来俳句(5)
ちくま未来俳句(5) 選者 光本苹果 (ホトトギス同人) 雨音の二昼夜聞くや盂蘭盆会 遊耳 コニシキもゐたり夏草しげる庭 のり子 戸隠や「新そばあり」に並びけり
ちくま未来俳句(4)
選者 光本草果 (ホトトギス同人) 姨捨山藪から棒にほととぎす 遊耳梅雨晴間つまぐろひょうもん庭に舞ふ のり子夏見舞更級の里描きそへて 英夫擦りむきし膝に赤チン草いきれ
ちくま未来俳句(3)
選者 光本草果 (ホトトギス同人)登山口蝦夷春蝉に迎へられ のり子手に早苗棚田に並ぶ泥の顔 英夫紫陽花や思い出の母凛として 晴子ひたすらに真実
ちくま未来俳句(2)
選者 選者 光本苹果 (ホトトギス同人) 梅雨籠「みつを詩集」に嵌まりけり 英夫虚子の忌や躓くだけに知る言葉 晴子桜咲き人それぞれに節目あり 隆一寺三つ杏花に埋石森の里