市政インタビュー 新部長に訊く① 坂口和志市民環境部長
坂口和志市民環境部長はこれまで観光課や福祉課、建設課、農林課などを経験。昨年からは環境課で課長を務めてきた。今年度、市民環境部では環境課と廃棄物対策課が新たな環境課に統合。また、生活安全課を市民生活課に改称し、交通政策部門が総合政策課へ移管された一方、これまで市民活動や協働の取り組みを所管してきた市民協働課の業務を市民生活課で担うことになった。
新しい環境課では環境基本計画や地球温暖化防止のほか、ごみ処理に関する業務なども担当する。今年度は市の地球温暖化対策推進計画の見直しを行う計画だという。これは現在千曲市のCO2削減目標が20%と、国や県の数値に届いていないため改定するものだ。ちなみに坂口さんの実家は中地区。令和元年台風による水害の被害はかろうじて免れたそうだが、温暖化対策は千曲市にとっても喫緊の課題となっている。
また、部内の市民課はマイナンバーカードの交付で職員が休日も含め連日対応に追われた。市民協働の業務も担うこととなり市民とも接点も増える。扱う法律も多い部局だが、坂口さんは「おもてなしの気持ちを心掛けて一緒にやっていく。法を守りながら臨機応変に対応したい」と話す。