市長と語ろう「お出かけシェアトーク」 若手営農者との意見交換
市民と市長が自由な雰囲気の中で意見交換を行う「お出かけシェアトーク」。第7回は5名の若手営農者との対話の席が設けられた。1月15日のトークに参加したのは市内在住の30代~40代の農家で、あんず、ブドウ、花き、畑作などそれぞれの農業の現状や課題を語り合った。複数の参加者から後継者問題が大きな課題としてあげられ、品目によっては「今すぐに動かないと、もう後継者を育てられなくなる」という切実な声も聞かれた。それに関連して、新規就農の際に初期費用が非常に多くかかることや「就農者を連れてくるためには、所得の保証が必要ではないか」といった意見も出された。
また、保育園への温かい棚田米の提供や、空き家の作業場への活用などのアイデアも出て、市長も「有意義なご提案をいただいた」と応じた。
お出かけシェアトーク(1月15日・市役所301会議室)