能登半島地震 支援を実施 1月1日午後4時10分ごろ、石川県能登地方を震源とする最大震度7の地震が発生。石川県内で多数の建物が倒壊し、200人を超える死者が出るなどの甚大な被害をもたらした。他の北陸地方各県や新潟県、長野県内でも家屋や道路への被害が確認された。 10日には千曲坂城消防本部をはじめとする県内の消防本部で編成された緊急消防援助隊長野大隊が被災地に向けて出動。人命救助活動などに従事した。千曲市では姉妹都市の富山県射水市に災害支援物資を搬送したほか、石川県・富山県に職員の派遣を行った。 また、千曲市、坂城町ともに能登半島地震義捐金の募金箱を庁舎内に設置し、被災された方々への支援を呼びかけている。
千曲市 災害支援物資を搬送
職員が被災地に出発
また、千曲市では1月14日から2月29日まで地震による被害を受けた石川県羽咋市と富山県射水市などに職員を派遣。派遣職員はのべ24名。家屋の罹災証明書の発行や被災した建物の傷み具合の評価などに携わる。税務課の井尻典明さんは「被災者の皆さんが普段通りの生活を取り戻せるようしっかり支援して参ります」と話した。
能登半島地震の発生に伴い、千曲市では姉妹都市の富山県射水市からの要請を受け、1月4日に災害支援物資(ブルーシート200枚)の搬送を行った。射水市では津波による被害は無かったものの、津波警報の発令に伴い一時富山県内最多の住民が避難を余儀なくされた。また市内で地盤の液状化による断水が確認されたという。小川市長は「避難所の床に敷いたり屋根の修理等に使ってもらえると思う」と述べた。
危機管理課の職員2名が射水市に支援物資を搬送(1月4日の出発の様子)
千曲市役所での出発式(1月12日)
※石川県羽咋市、金沢市、富山県射水市などに派遣