陸上100m日本代表 君嶋愛梨沙選手

千曲市長を表敬訪問

 7月に行われた世界陸上オレゴンの女子4×100mリレーに第二走者で出場し、11年ぶりに日本記録を更新した君嶋愛梨沙選手が千曲市役所を訪れた。現在市内雨宮に本社がある土木管理総合試験所に所属しており(東京勤務)、6月には日本選手権100m走で優勝した日本女子短距離界のエースだ。

 君嶋選手は山口県岩国市出身で埼玉栄高校から日本体育大学に進学した。3年生の時トレーニングの一環で冬季競技・ボブスレーにも初挑戦。入社のきっかけはそのボブスレー選手のスカウトだったという。明るい笑顔が魅力の君嶋選手。土木管理総合試験所の担当は「人間性にほれ込んで採用した」と話す。本人曰く「200mの方が適性があると言われている」そうだが「何と言っても花形の100m走で五輪に出たい」と抱負を語る。

 8月20日に行われたアスリートナイトゲームズIN福井では、雨でコース状態の悪いなか見事大会新記録(11秒40)で優勝を果たした。今後も目標とする日本人女子選手初の10秒台に挑戦していく。