「いのちの教室」いのちの応援隊長野支部

「いのちの教室」

千曲市、坂城町、長野市在住の助産師らで活動する「いのちの応援隊長野支部」では、小学生を対象とした「いのちの教室」を開催している。この教室は香川県の助産師が始めた性教育の取り組みで、いのちの応援隊長野支部では現在6人が活動中だという。

 メンバーは劇を通じて男女の体の役割や、赤ちゃんが生まれてくる過程を子どもたちにわかりやすく説明する。千曲市内ではこれまで保育園児や東小学校、治田小学校の児童らに命の尊さを伝えてきた。3月13日は埴生児童センターで埴生小学校の2年生と3年生の児童およそ50人に、妊娠したお母さんから赤ちゃんが生まれてくるまでの「出産劇」を演じた。代表を務める中村恵美子さん(臨床検査技師)は「一人一人、どの命も大事」と訴えかけた。そのほか、他人に見せたり触らせてはいけない身体の部分「プライベートゾーン」についても説明した。

出産劇の様子 (埴生児童センター 3月13日)