「さらしなの里」で作業体験 更級小学校6年生

「さらしなの里」で作業体験 更級小学校6年生

 さらしなの里古代体験パークで3月4日、更級小学校6年生の児童25名が復元住居の萱の差し替え作業を行った。この体験学習は昨年度に続き2年目の実施。今年も小谷村から小谷屋根の茅葺士が来て、設計事務所とともに児童の指導に当たった。茅葺士の松澤朋典さんは挨拶で「楽しみながら思い出を作ってほしい」と児童たちに呼びかけた。

 差し替え用の萱には歴史文化財センターが昨年戸隠スキー場から刈り取ってきたススキを使用した。児童らは二班に別れて作業に取り掛かり、材料となるススキを運搬。束ねて脱穀機で葉を落とし、次々と萱を作っていった。屋根への差し替え作業が終わった後は、設計士から萱の持つ特徴などについて説明を受け、聞き入っていた。

この日は復元住居1棟で萱の差し替えを実施