「やまびこ国体」から50年 長野冬季五輪・パラから30年 2028信州やまなみ国スポ・全障スポ 千曲市実行委員会がスタート

「やまびこ国体」から50年 長野冬季五輪・パラから30年 2028信州やまなみ国スポ・全障スポ 千曲市実行委員会がスタート

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 公益財団法人日本スポーツ協会(JSPO)は7月16日、令和7年度第3回理事会を開催。長野県を令和10年(2028)に行われる第82回国民スポーツ大会冬季大会・本大会の開催地として正式に決定した。遠藤利明JSPO会長から阿部守一長野県知事に開催決定書が手渡された。併せて第27回全国障害者スポーツ大会の長野県開催も決定した。 大会の通称は「信州やまなみ国スポ・全障スポ 」。長野県での開催は昭和53年の「やまびこ国体」「やまびこ大会」 以来で50年ぶりとなる。

3つの競技会場が千曲市に

 8月6日、 千曲市役所で開かれた国スポ・全障スポ千曲市準備委員会第2回総会で組織改正案を承認、引き続き千曲市実行委員会の第1回総会が開催された。総会では令和7年度の事業計画案と収支予算案が審議され承認された。

 千曲市が会場となる競技は新体操(少年男子・少年女子)、ハンドボール(成年男子・成年女子・少年男子・少年女子※上田市と東御市も会場) 、ボッチャ(身体障がい)の3競技。ことぶきアリーナ千曲のほか、現在の戸倉体育館と戸倉上山田中学校体育館が使用される。

 信州やまなみ国スポ本大会開催期間は令和10年10月1日から11日までで、各競技が行われる詳細な日程は年内に決定となる見込みだ(全障スポの日程も年内に決定予定)。

千曲市準備委員会第2回総会および 千曲市実行委員会第1回総会(千曲市役所)

ハンドボールのパネル

(写真はともに長野県出身の松嶋徹選手と小林歩夢選手)

千曲市キャラクター「あん姫」のやまなみ国スポ・全障スポ大会仕様デザイン(左上から新体操、ハンドボール、ボッチャ)