「豊かな学びを育む会」千曲市に高校2校の存続を!県教育長に1万2000人の署名を提出

「豊かな学びを育む会」千曲市に高校2校の存続を!県教育長に1万2000人の署名を提出

千曲市民の高校存続への思いを訴え

 長野県高校再編計画に対して千曲市内に高校2校の維持存続を求める署名活動を行った「豊かな学びを育む会」は4月7日、長野県庁を訪問。会長の千曲市・小川市長が武田育夫県教育長に集まった1万1982人分の署名を手渡した。

 千曲市と市議会、商工団体からなる「豊かな学びを育む会」では県内自治体の人口に占める高校数がおよそ2万以内に1校の配置のところ、高校再編に伴い千曲市内の高校が1校になってしまうことを危惧。県立高校2校の維持存続を訴えている。

 署名の提出の場では小川会長に続いて、副会長の金井市議会議長、武井千曲商工会議所会頭が要望を伝ええ、同席した荒井県議、竹内県議も助言を行った。提出を受けて武田教育長は「学校は地域の思いや活性化に密接に関係している。地元との合意形成を描けるように進めたい」と応じた。意見交換を終えた小川会長は「地元の皆さんに話をして次の活動を考えていきたい」と話した。

屋代駅前での署名活動 (2月21日)

長野県・武田教育長への署名提出 (4月7日・長野県庁)