おいも日和「密いも缶」災害備蓄用食料として寄贈
サツマイモ専門店の「おいも日和」(本社・松本市)が坂城町に災害時の備蓄食料として新商品を寄贈した。8月21日に町役場で贈呈式が行われ、宮下祥次社長から山村町長に目録が手渡された。この新商品は焼き芋の缶詰「密いも缶」で、今回100缶が贈られた。「べにはるか」を坂城町の横坑トンネル内で熟成させたもので、非常に糖度が高いという。宮下社長によると加工の手間がかり過ぎて廃棄されることが多かった変形や小型のサツマイモを使用するためフードロスにもつながるという。坂城町出身の宮下社長は現在町内在住で今年は区長も務めていることから「災害に対する備蓄食料の必要性を感じた」と語った。
宮下祥次社長(左)
