ちくま未来俳句 選者 青木く美子(りんどう同人)
- 梅が香や阿弥陀如来の指長し 有美子
- 二ン月やミラノ五輪に沸く夕べ 一子
- あちこちの村の廃屋寒椿 房子
- 豆撒きや使わぬ部屋も二つ三つ 恵美子
- 花八手働き蜂の溜まり場に 隆一
- 玄関や踊り始めたシクラメン みき子
- 春耕や老婦の体目覚めさす 孝子
- 節くれの妣の手製やちゃんちゃんこ 内とし
- 雪晴れや目にとびこみし赤鳥居 茂子
- お茶漬けの漬物自慢山眠る 弘子
- 落胆の宮司の背や御神渡り 紀佐子
- 春立つや遠目に山の息遣い 秀貴
- 日脚伸ぶ羊羹厚く茶は濃め 直喜
- 皸や定年夫の皿洗い 恵美
- 風花や抱かれて散歩マルチーズ 山恵美
俳句で人生に潤いを、お気軽にご投句下さい。
■投句先 〒387‐0012千曲市桜堂521 ちくま未来新聞「俳句係」(屋代西沢書店2階)

