ちくま未来戦略サロンVol.27 持続可能な地域企業の働き方を考える
持続可能な地域企業の働き方を考える
1月18日、ちくま未来戦略研究機構では、ちくま未来戦略サロンVol27「持続可能な地域企業の働き方を考える」を信州の幸あんずホールで開催。エムケー精工株式会社代表取締役・丸山将一さんを講師にお招きし、女性が活躍できる環境や整備づくりの自社での取り組みについてお話をいただいた。
丸山社長は大和総研で戦略コンサルティング業務などに従事していたが、祖父が創業したエムケー精工へ2010年に入社。2012年には3代目の社長に就任した。就任時に役員が女性社員に対して安易に「コピー取り」や「お茶くみ」を押し付けている体質に疑問を感じ、社内の働き方改革に乗り出した。人事制度でも多様性を重視し、女性管理職を増やしたほか、育児休業の充実も図った。現在エムケー精工は健康経営度調査の上位500法人「ホワイト500」に3年連続で認定されている。内閣府男女共同参画局主催の会議にも参加するなど県内外で精力的に活動している丸山社長。風通しの良い環境整備の重要性に触れ「人を育てるのは環境だ」と語った。
エムケー精工株式会社
丸山将一代表取締役社長(信州の幸あんずホール・1月18日)