ふれあいセミナー 講師 坂本龍太朗さん ウクライナから考える平和のあり方
6月16日、千曲市役所301会議室で、ウクライナ避難民の支援を続ける坂本龍太朗さんのオンライン講演が行われた。ポーランドで避難民の受け入れと、ウクライナへの支援活動を行う坂本さんは100万人以上ポーランドに逃れてきたウクライナの人がどのような避難生活を送っていたかを紹介。一時は3000カ所以上あった避難所は今は少ししかなく、国民の関心も低下してきているが、ウクライナからの支援を求める要請はむしろ増えているという。
坂本さんがいま最も力を入れているのがウクライナ国内への物資搬入。支援物資の写真を使ってどんな物資が必要とされているのかを説明し、ウクライナ全土で医療器具が足りていない現状を訴えた。
また、ウクライナの子どもたちへの就学支援について「このままでは子どもから教育の機会を奪うことになる」と更なる支援を呼び掛けた。
セミナーには100名近い市民が参加
ウクライナの人々と地下シェルター