まち未来チャット2023特別版 自由に気軽にまちの未来を考える市民会議議催 千曲市の街づくり『未来図』
2月12日、ちくま未来戦略研究機構は「まち未来チャット2023」特別版として「千曲市の街づくり『未来図』」を開催した(共催・千曲商工会議所)。会議参加者は過去最多のおよそ50人余りに上った。テーマはちくま未来新聞新年号で提案した「街をヘルシーロードに」と、屋代南高校の課題について。元信州大学教授で信州地域学会代表の石澤孝さんがファシリテータを務めた。
前半は石澤さんによる講演からスタート。石澤さんは千曲市の街の成り立ちを歴史を紐解きながら解説。考古学的な分析から地域の本質を読み取っていく必要性を語った。さらに県内他地域の中心市街地活性化策の事例を比較し、市役所への自動運転循環バス等の提案を行った。
後半は参加者が数人ずつ6グループに分かれディスカッション。最後にグループ毎に街づくりのアイデアを発表した。各グループとも議論が白熱し、屋代南高校とのコラボなどの意見が交わされた。
(左)信州地域学会代表 石澤孝さん
(上)グループでの討議