みどりのサポート隊 八王子山の自然観察会
3月30日、毎年恒例となっているみどりのサポート隊が主催する八王子山の自然観察会が行われた。今年で9回目となる観察会には22組の参加があった。佐良志奈神社鳥居下に集合後、最初に千曲川にせり出している「獅子が鼻」を見学した後に神社境内のカタクリの花を観察。案内役の豊城耕一さんによると、27日に満開になった後、寒の戻りで閉じてしまっていたというが、この日は開花した状態を見ることが出来た。
そのまま万治峠の山道の一部を通って八王子山を登り、途中の遺跡や自然について学習した。参加者は戦時中に軍事工場として利用するために掘られた「稲荷洞窟」や、古墳時代の遺跡(八王子山A・B遺跡)の出土土器などの説明に興味深く聞き入っていた。またヤマエンゴサクなどの草花や、ヤマブキなどの樹木といった豊富な自然も観察。ちょうどウグイスが近くにやってきて姿を見ることが出来た。最後は中腹の神社の裏で参加者全員で記念撮影。解散後に希望者は山頂まで登り上山田側へ下山した。
みどりのサポート隊 豊城耕一さん(左から2人目)
