アピックヤマダ 戸倉地区で災害時における 避難者受け入れ協定を締結
千曲市とアピックヤマダ(本社・千曲市上徳間)は災害時における避難者受け入れに関する協定を結んだ。3月28日に千曲市役所301会議室で協定締結調印式が行われた。今回の協定はアピックヤマダ側の申し出によるもので、災害発生時に地域住民の避難先として会社施設を開放するもの。提供する場所は4階の研修室に最大50人、5階の食堂に最大100人。そのほか駐車場を10台分提供する。
アピックヤマダの宮田靖久社長は「この地域の安心安全を万全なものにしていきたい」と話した。調印式に出席した戸倉地区区長会の服部会長は「千曲川の増水状況に不安を感じている。地元住民からも切実な要望が寄せられている」と明かし、「地域に高いところが無くどうすればいいかと思っていた。アピックヤマダさんに感謝の気持ちで一杯」と謝意を述べた。
千曲市は地元企業との避難者受け入れ協定をこれまでに長野電子工業、新光電気工業、大和ハウスとの間で締結している。
協定締結調印式(3月28日)