ジャコウアゲハの保護 環境保全活動(生萱)
NPO法人・千曲市環境市民会議は生萱地区の沢山川堤防に自生するジャコウアゲハとその食草で絶滅危惧種Ⅱ類に指定されているウマノスズクサを守るため、生育環境の保護活動を毎年実施している。
会議のメンバーは現在8人。堤防にウマノスズクサが巻きつく支柱を立て、定期的に周辺の草刈りを行う。7月の草刈りの際は多くのジャコウアゲハが飛び交って産卵場所を探していたが、「ジャコウアゲハを守る会」代表の堀口強さんによれば外来種のアレチウリの勢いが強くウマノスズクサは減っているという。
ウマノスズクサに産卵するジャコウアゲハのメス