ハンガリー出身陶芸家 アーグネス・フスさんスペイン・ロエベ財団国際賞の最終選考に

ハンガリー出身陶芸家 アーグネス・フスさん
スペイン・ロエベ財団国際賞の最終選考に

 上山田在住の陶芸家、アーグネス・フスさんがスペインのロエベ財団主催の国際賞「Loewe Craft Prize(ロエベクラフトプライズ)2025」に選出された。国際的なラグジュアリーブランド・Loeweのロエベ財団が創設したこの賞は、世界133の国と地域から応募のあった4600点以上の作品からファイナリスト30人を選出。アーグネスさん制作の陶芸作品「止め石」はその一つに選ばれた。ファイナリストの作品は5月30日から6月29日までマドリードの国立美術館で展示され、受賞者が決定する。
 茶の湯の止め石から着想を得た今回の作品は、高さ×幅×奥行き50cmの立方体をした大作。アーグネスさんは「日本は第2の故郷。日本に来なければこういった作品は作れなかった」と語る。

陶芸作品「止め石」

アーグネス・フスさん
(上山田在住・ハンガリー国籍)