パリ五輪出場 和田彩未さん千曲市に報告
パリオリンピックのアーティスティックスイミング(AS)日本代表の和田彩未さん(早稲田大学)が五輪への出場報告で9月4日に千曲市を訪問した。和田さんは8月6日から8日に行われたASのチーム部門に出場し、5位入賞を果たした。
千曲市役所では大勢の職員が出迎えて花束を手渡した。小川市長との面会で和田選手は「千曲市にメダルを持って帰ってくることが出来ず、本当に悔しい思いですが、沢山の方から応援をいただいて大舞台で泳いでこられたことは誇りです」と感謝を述べた。また、今年4月、練習でジャンプした際に水面で頭を打ち、その後水中でめまいがする後遺症に苦しめられていたと明かした。それでも五輪本番では何とか支障なく演技をすることができたという。今後について、まずは体をしっかり完治させることを目標にしていくと語り、来年の日本学生選手権でのチーム部門2連覇を目標に掲げた。和田彩未さん