バレーボールVリーグ
今季唯一の千曲市大会
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言発令により、日程が大幅短縮となった女子バレー
ボールのV2リーグ。ルートインホテルズブリリアントアリーズ(上田市)は首位キープ
のまま全日程を終了し、V1リーグ下位チームとの入替戦への出場を決めた。
1月30・31日にことぶきアリーナで行われたV2リーグの千曲大会。ブリリアントアリーズは31日、大野石油オイラーズと対戦した。戸倉上山田中学校の倉田さんの始球式でゲームがスタート。
立ち上がりは硬さが見られ連続失点を喫したが、タイムアウト後にブロックが決まり始め、このセットを25‐21で奪うと、続く第2セットも連取。第3セットは一進一退の展開から村山選手(14御代田町出身)のアタックやセッターの横田選手 (16岡谷市出身)のサーブが効果的に決まり、ブリリアントアリーズが見事3‐0のストレート勝ちを収めた。
試合後のインタビューで、この試合アタック決定率1位たった村山選手は「ホームゲームの緊張感で出だしは硬くなったが、コンビネーションもあっていい流れの試合になった」と振り返った。横田選手は 「地元の皆さんに元気を届けたいと思ってプレーした」と挨拶。選手たちは会場に詰め掛けた千曲市のファンに対して感謝の気持ちを表した。 いよいよVIとの入替戦へ 千曲大会終了後、Vリーグ機構は緊急事態宣言の継続により出場を見合わせるチームが出たことから従来の3回戦総当たりの試合方式を2回戦に変更。
その結果、2月に予定されていたブリリアントアリーズの東御市でのホームゲームなどが中止となり、全日程を終了。2位以内を確定させたことでVIリーグの11位か12位のチームとVI昇格を賭けて入替戦を戦うこととなった(2月21日時点て対戦相手は未定)。
なお、VI・V2入替戦の日程は4月3~4日の予定となっている(会場・長岡市)。