ロードバイクがオフロードを激走!シクロクロスミーティング(萬葉の里スポーツエリア)
舗装されていないオフロードで行う自転車競技・シクロクロス。恒例のシクロクロスミーティング上山田信州ラウンドが12月4日、上山田の萬葉の里スポーツエリアで開催された。1988年から始まり、今回で35回となるこの大会。昨年から戸倉上山田温泉旅館組合が運営に関わり、今年からは千曲市教育委員会が後援を行っている。
この大会は県外からの参加者が多く、特に関東圏からの参加者が6~7割を占めるという。また、コース全体を見渡せて、観客にも観戦しやすいのも特徴だ。レースは実力別、年代別の16カテゴリーに分かれている。主催者の笹井誉之さんは「萬葉の里スポーツエリアは風が強いので、風を利用するコースを設定した。レースは風を味方に付けた人が有利」と話す。
最上位カテゴリーのME1には日本代表に内定している竹内遼選手(木島平村出身)、U‐23シクロクロス日本王者の鈴木来人選手(上伊那郡出身)といったトップ選手が参戦。寒風が吹きすさぶなか序盤からこの二人がレースを牽引し、14周(一周0.7+2.7km)のコースで、抜きつ抜かれつの熱いデッドヒートを繰り広げた。最後まで目が離せない激闘は最終周回で鈴木選手がまさかの落車で離されてしまい、竹内選手がレースを制した(リザルト・1時間3分27秒)。
※レースの模様は公式のYouTubeで公開中。
県内や関東・中京圏などからおよそ170名の選手が疾走