一重山みらい会議 小中学生向けイベントを開催

一重山みらい会議 小中学生向けイベントを開催

10月30日、一重山みらい会議では小中学生を対象とした「屋代城に隠された宝を探せ!&どんぐり合戦」を開催した。屋代城の曲輪のうち9か所の曲輪にお菓子を入れた宝箱を設置。子どもたちは屋代中学校コンピュータ部が作成した地図とヒントの文章を手掛かりに宝箱を探して歩いた。お菓子を手に入れた子どもたちは大喜びで次の曲輪に向かい、次々と山頂にたどり着いた。

 その後、昨年と同じ「三ノ曲輪」の武者隠し土塁でどんぐり合戦を実施。小学生チームと中学生チームが高低差のある曲輪で攻め手と守り手に分かれ、どんぐりの実を投げ合う合戦ごっこを楽しんだ。今年度は安全確保のため子どもたちにはゴーグルなども装着してもらった。

 イベントの合間には城郭研究家の遠藤公洋さん(小川村立小川中学校教諭)に屋代城の解説をしていただいた。遠藤さんは調査の結果明らかになった城の構造を現場を案内しながらわかりやすく説明。「屋代城はまだまだわかっていない所もある。大切に守っていって調査してもらうのが楽しみ」と語った。

城郭研究家・遠藤公洋さん(左)の解説

実際の曲輪でどんぐりの投げ合い