交通安全協会 マレットゴルフ大会 ゲームで交通安全意識の向上
千曲交通安全協会では高齢者交通安全マレットゴルフ大会を11月9日、千曲橋緑地公園マレットゴルフ場で開催した。この大会は多発する高齢者の交通事故を防止するため、千曲坂城地域で人気の高いマレットゴルフを通じて交通安全の意識を高めようというものだ。この日は晴天に恵まれ、千曲警察署管内の各地区の65歳以上の高齢者106名が秋晴れのもと競技に参加。1グループ3~4名の28組がプレーを楽しんだ。
当日は同ゴルフ場内の4つのコースのうち3つを使用。例年9月ごろ、昨年は10月に開催していたが、今年は新型コロナ第7波の感染拡大が落ち着くのを待ち時期をずらして行われた。
会場には交通安全教育車「チャレンジ号」が待機。参加者はプレーの空き時間に車内で運転・歩行能力診断「点灯くん」に挑戦した。これはドライバーの「認知力」「反射神経」「瞬間記憶力」「判断力」などを測定する4種類のゲーム。ランプの点灯に合わせて、パネル上のボタンを素早く押していくものだ。終了後には診断結果票がプリントアウトされ、正答率や平均反応時間がわかる。参加者は同世代と比べた5段階評価のほか、運転時に本人が気づかない見えにくい箇所など確認していた。