今月のちくま百景 あんずの里・観龍寺 (森)
彼岸以降の寒の戻りで開花が遅れていた千曲市の杏。第69回あんずまつり推進委員会は3月30日、森・倉科地区の杏の開花を発表。昨年より8日遅い例年並みの開花となった。平野部では4月6日に満開となり、あんずまつりの開催期間は12日まで5日間延長された。9日は未明から午前中にかけ県内各地で大雨となり花散らしの雨となったものの、祭り期間中はおおむね天候に恵まれ、山間部の杏は最終日まで満開が続いた。音楽ライブや猿回しの実演、ミニ花展などが好評で、県内外からの多くの人出でにぎわっていた。
また、洗淵山・観龍寺(信濃三十三番札所六番)では、あんずまつりにちなみ御朱印を発行。周辺の自然探勝園は杏に続き桜が満開となった。
洗淵山・観龍寺