今月のちくま百景 治田神社下社(稲荷山)彼岸の朝日
多くの神社の社殿は南向きに建てられているが、治田神社の社殿と鳥居は真東を向いている。このため春分、秋分の日の朝日が山の端に上ると、治田池の水面に反射した朝日と山の端から出た朝日とが、鳥居をくぐって社殿に射し込み、二重の影を造る。
【治田神社】本社祭神名は治田大神、事代主神、倉稲魂神。創立年月日不詳。白鳳5年(676)再建、寿永2年(1183)及び永享8年(1436)兵火により焼失。宝徳3年(1451)再建。春季例祭は4月18日。(※長野県神社庁HPより)