令和4年度 千曲市成人式 4年ぶりにあんずホールで開催
千曲市成人式が1月7日から8日にかけて信州の幸あんずホール(更埴文化会館)で執り行われた。令和元年東日本台風による水害被害からの復旧工事が完了したため、同会館での4年ぶりの開催となった。
成人年齢の引き下げが実施されたことで名称や対象者を変更する自治体もあるなか、式の実行委員会ではアンケートを実施し、その結果名称は「成人式」のまま従来通りでの形式となった。また、昨年同様感染症対策で小学校区ごとに二日間の分散開催としたほか、実行委員会主催の「成人のつどい」の開催は今年も見送られた。
祝辞で小川修一千曲市長は「常に自分がどうありたいか。これを大切にして日々の努力を続ければ皆さんには輝かしい未来が待っている」とエールを贈った。
新成人の誓いの言葉には一日目が稲荷山地区の唐澤杏菜さん、二日目が戸倉地区の山田兼大さんが登壇。唐澤さんは家族や先生、地域の人たちへの感謝の気持ちを忘れてはならないとして「千曲市の成人として恥じない立派な大人になる」と誓いの気持ちを述べた。理学療法士を目指しているという山田さんは「僕たちは温かい人たちに守られ育ってきたのだと感じる。今まで受けてきた温もりを今度は地域の方達に少しでも恩返しできたらと思う」と話した。
成人式一日目(屋代・東・治田・八幡小学校区)(1月7日)
成人式二日目(埴生・戸倉・更級・五加・上山田小学校区)
実行委員会の面々(1月8日)