八王子山の自然観察会 満開のカタクリの花

八王子山の自然観察会 満開のカタクリの花

千曲市若宮で4月2日、第七回八王子山の自然観察会が行われた(主催・みどりのサポート隊)。佐良志奈神社の隣にある八王子山は海抜510メートル。カタクリの花の咲く里山として知られている。この日は30人ほどの参加者がみどりのサポート隊の先導で八王子山の山頂を目指した。

 午前10時に佐良志奈神社鳥居下に集合し、まず最初にみどりのサポート隊が八王子山に咲いている春の花(モクレン、サンシュユなど)について紹介した。その後、サポート隊の豊城耕一さんが、八王子山の地理と歴史を解説。参加者は千曲川にせり出す「獅子が鼻」が冠着山から続く尾根の先端であることや、八王子山の地質の特色などの説明に耳を傾けた。

 神社境内の例年より早く満開となったカタクリの花を見た後、登山を開始。快晴のもと木々の芽吹く山中を散策をしながら、八王子山の自然や歴史についての解説を聞き山頂を目指した。中腹で記念撮影をした後、全員が山頂まで登った。

自然観察会の様子

(4月2日)

取材アルバム