共同募金配分決定目録贈呈式
7月5日、千曲市ふれあい福祉センターで共同募金配分決定目録贈呈式が執り行われた。昨年長野県共同募金会の「安心・安全なまちづくり活動公募配分事業」に申請し、決定した市内5つの配分団体に対して、千曲市共同募金委員会の小川修一会長から目録が贈呈された。この事業は地域の安心・安全な暮らしを作るための活動が対象となるもので、20万円が上限となっている。今回配分された5団体(黒彦区、倉科区、八幡上町区、八幡峯区、桜堂区)はすべて防災物品整備事業で、発電機や投光器、ポータブルアンプなどの購入に充てられる。
贈呈式で代表のあいさつを行った黒彦区区長の西澤衛さんは今年元日に発生した能登半島地震に言及。被災した高齢女性が電気がなく携帯電話などでの連絡手段が1週間もなかったという報道を見て「安全確認を行うためには何がなくとも電気が一番重要」と感じ、リチウムイオン蓄電池などを購入することに決めたと話した。
西澤さんによると黒彦区では6月30日に黒彦公民館で区役員、分館長、婦人消防隊など約20人が参加して避難訓練を実施したとのことだ。