「千曲坂城クラブ」VOL③
バスケットボール専門部は、現在160名の会員と20名の指導者で活動をしています。平日は週2回、休日は月2回の活動を基本に行っています。中体連の大会の前は、中学校区ごとの班での活動が中心ですが、大会期以外のときは、中学校区の枠を越えて全体で集まって活動します。
昨年度、休日の全体での活動のときは、会員の経験や希望を聞き、アドバンスコース(Aコース)とベーシックコース(Bコース)の2つのコース設定をして活動しました。同じような力や思いの仲間との練習は、子どもの姿からみて実りあるものになっています。他校の先輩が他校の後輩にアドバイスしながら練習に取り組んだり、自分たちでめあてを持って取り組んだりと、主体的に取り組む姿が多くみられました。昨年は、12月の千曲市バスケットボール協会主催の千曲カップ大会にクラブのAコース、Bコースの子ども同士でチームを編成し参加しました。男女それぞれ4チーム編成し、それぞれのチーム名も子どもたちが考えました。日頃のクラブでの練習の成果を試す機会となり、より交流し合える機会となりました。本年度もこのような形で大会に参加する予定です。
活動をする上で大事にしていることは―
・バスケットボールの楽しさを十分に味わいながら技能を高めていくこと
・仲間と交流し合う場を大事し、その中で自主性やおもいやりの心を育てていくこと
です。バスケットボールの技能向上はもちろん、楽しさを味わいながら人間力の育成も視野に入れて活動しています。ここ数年、バスケットボールをする中学生が減ってきています。このクラブが魅力的なものとなってバスケットボールをやってみようという中学生が増えることも願いながら取り組んでいきたいです。