千曲坂城消防本部 災害対応特殊救急自動車
災害対応特殊救急自動車納車式を挙行 千曲坂城消防本部では救急車両の更新に合わせて災害対応の特殊救急自動車が新たに導入された。今回坂城消防署に配備される新型救急自動車は道路に設置されたセンサーや通信機器との通信により運転支援を行う「安全運転支援」のシステム「ITS Connect」を搭載。ITS対応車両と情報を交換することで、スムーズかつ迅速に目的地へ向かうことが可能となる。
また、側面上部には2基のLED作業灯を装備しており、大規模災害での停電や夜間にも活動出来る。赤色灯も状況に応じて3種類に発光パターンが変化する赤色回転灯を採用し、周囲からの視認性と安全性が向上した。
2月12日に執り行われた納車式には管理者の千曲市小川市長、副管理者の坂城町山村町長らが参列。安全祈願では塩・米・酒でお清めを施した。その後、鍵(ゴールデンキー)の授与に続き、エンジンを始動してサイレン吹鳴のセレモニーを行った。
坂城消防署では取り扱い訓練後、2月17日からの運用開始となる予定。消防本部の中村賢吾消防長は「今までの救急車以上に救命率の向上に努めていきたい」と語った。
災害対応特殊救急自動車
(パラメディック・トヨタハイエース)
