千曲市と坂城町の小中学校に図書費 『ソロプチミスト文庫』の活動 国際ソロプチミスト千曲

千曲市と坂城町の小中学校に図書費 『ソロプチミスト文庫』の活動 国際ソロプチミスト千曲

国際ソロプチミスト千曲は千曲市と坂城町の教育委員会に毎年恒例の図書費の贈呈を行った。この「国際ソロプチミスト文庫」の取り組みは今年で16年目となる。以前はイベントなどでのバザーで図書費を捻出していたが、コロナ禍以降は会員間での棚田米購入の売り上げを充てているという。贈呈された図書費は毎年千曲市の小中学校(年1校が対象)と、坂城町の全小中学校での図書購入に使われている。

 近年ネットでの情報収集が主流になり、電子図書なども小中学生の間でも普及しているなか、いつまでも図書費の贈呈のままで良いかという議論が国際ソロプチミスト千曲の中であったという。しかし、林初代会長は「最近は活字離れと言われているが、本の暖かさがある。紙で読むことは大切だと思うので、小中学生の内に活字に親しみ、想像豊かな人間になるように役立ててほしい」と話した。

千曲市役所(11月22日)坂城町役場(11月20日)