千曲市内転任・新任校長先生の紹介(第1回)

千曲市内転任・新任校長先生の紹介(第1回)

 埴生中学校・竹腰益臣校長

 国立音楽大学卒の竹腰校長は音楽の教師で合唱が専門。坂城中では二度の勤務経験があるが千曲市の学校への赴任は初めて。戸隠中や王滝中など山間地での経験が多かったという。そのほかインドのボンベイ日本人学校(現ムンバイ)で3年間勤務した経験も持っている。海外勤務に応募したのは大岡中で一緒だった校長が海外経験があり、感銘を受けたためという。予防接種も多く打たねばならず大変だったそうだが「色々経験出来て楽しかった」と振り返る。

 生徒たちには「地域に育まれて、逆に中学生として地域を支え、地域とどのように関わっていくか考えられるようになって欲しい」と話す。竹腰益臣校長(出身は稲荷山)

 東小学校・西沢和彦校長

 専門は保健・体育。埴生小、屋代中のほか長野南高では教頭を務めた経歴を持っており「小中高を経験させて頂いた教員は少ない。繋がりとか学びを見させて貰ったその経験を活かしたい」と語る。また、ハンドボールの競技経験があり、部活での指導にも当たった。自らを器用な方ではないと話す校長は、つまずく子どもたちの気持ちを大事にして、寄り添ってきたという。座右の銘は『至誠』。子どもにも地域の方にも自分の方から働きかける誠実な対応を心掛けている。学校は安心で安全でなければならないという視点を持ち「何かあったら学校から働きかけて支援の手を厚くしたい」と語る。

西沢和彦校長(出身は杭瀬下)

 八幡小から転任された宮坂校長。屋代の子どもたちには「屋代は交通の要衝、文化・歴史の薫る地域。それを誇りにすくすくと育っていってくれると願っている」と話す。

宮坂博喜校長(出身は埴生)

専門は英語だが、部活動ではサッカー部の指導のほか、菅平中などでスキージャンプ部の顧問を務めてきた。五輪メダリストの渡部暁斗選手や竹内択選手らとは、彼らが幼い頃から合宿の引率などで一緒になり交流があったそうだ。初任地の豊井小(旧豊田村)で知った正受老人の言葉「一日ぐらし」(「『明日がある』と油断せず一日一日精一杯やりなさい」の意)が今も「拠り所とし、目指したい生き方」と語る。

 屋代小学校・宮坂博喜校長