千曲市内 新校長先生の紹介（小学校）② 八幡小学校・宮坂校長
宮坂先生は千曲市埴生のご出身。この春下諏訪中学校から異動してこられたが、坂城中や戸倉上山田中学校でも勤務された経験を持つ。
市内小中学校でもようやくコロナの規制が一部緩和となり、今年度から通常通り学校行事が開催され始めている。先日八幡小学校では運動会が行われたばかり。５・６年生の旗のパフォーマンスや３・４年生のソーラン節に話題が及ぶと「子どもたちはより良いものにしようと一生懸命だった」と頬を綻ばせた。今年の八幡小の修学旅行は山梨県で、鳴沢氷穴やリニア新幹線などを見学する予定。「児童らには長野県内ではあまり見ることの出来ない自然や、技術なども感じ取って来てもらいたい」と期待を込める。
宮坂先生の専門教科は英語。これまでの教員生活で印象に残っていることをお聞きしたところ、１９９８年の長野オリンピックの思い出を語られた。当時赴任中だった飯山小学校は、すぐ隣にあった旧警察署の建物内にフィンランドの記者団が拠点を構えていた。そこで学校では記者たちを全校集会に招いて、交流会を開くことになったという。その際にフィンランドの記者たちとの通訳を務めたのが宮坂先生だった。「大変だったけれど、とても良い経験だった」と振り返る。
八幡の子どもたちに向けて先生は「この地域には棚田や千曲川など色んな文化遺産や歴史がある。地域を愛し、地域を誇れるような人間になっていただきたい」と話す。趣味はサッカー観戦だそうだ。
宮坂博喜校長
