千曲市川西地区振興連絡協議会 歴史講演会 千年前すでに「月の都」だったさらしなの里

千曲市川西地区振興連絡協議会 歴史講演会 千年前すでに「月の都」だったさらしなの里

 千曲市川西地区振興連絡協議会は2月7日、八幡公民館で歴史講演会を開催した。「さらしな堂」代表の大谷善邦さんが『千年前すでに「月の都」だったさらしなの里』と題して講演を行った。

 大谷さんは古代から歌人が憧れる「さらしなの里」の千曲川西岸地域が、何故「月の都」と称されるようになったかを地形や地理の観点から分析。三峯山の山体崩壊から姨捨の棚田と周辺の景観が生まれたと解説した。また、東山道の支道として峠越えに使われていたこの地域上空の月の軌道が立体的な時空間を形成したことを説明。はじまりの和歌といえる古今和歌集の「わが心慰めかねつさらしなや姨捨山にてる月をみて」の魅力の秘密を紹介した。

 さらに現代に繋がる月の都のモチーフとして、千曲市が舞台となったアニメ「Turkey!」に登場するエンディング曲の考察や、市出身歌手・熊木杏里さんの新曲のエピソードにも触れた。

歴史講演会の様子(八幡公民館)

講師の大谷善邦さん