千曲市社会福祉協議会 支部合同で高齢者のお楽しみ会 書道パフォーマンスとコンサートを鑑賞

千曲市社会福祉協議会 支部合同で高齢者のお楽しみ会 書道パフォーマンスとコンサートを鑑賞

 千曲市社会福祉協議会は3月9日、戸倉創造館で「戸倉・上山田・五加・更級4支部合同お楽しみ会」を開催した。一人暮らしの高齢者と在宅介護者の集いとして企画された今回の催し。社会福祉協議会地域支援課の高橋哲さんは、コロナ禍で地域との絆が薄れてきているなか「一人でお住まいの方に来ていただいて楽しんでもらおうと考えた」と話す。今回の4支部合同での催しは久しぶりだとのことだ。

 前半のステージには屋代高校の書道班が書道パフォーマンスを披露。「雨のちハレルヤ」などの音楽に合わせて縦4m×横6mの大型の書を完成させた。書道班は「コロナ禍でなかなか練習が出来なかった」そうだが、9人のメンバーが息の合った動きで見事な2枚の作品を完成させていった。

 後半は「トリオShin」(梅原俊和さん、北澤克枝さん、鹿田香里さん)によるコンサート。「おぼろ月夜」「しゃぼん玉」などの唱歌から「いい日旅立ち」「春よ、来い」といったポップスまで11曲を披露。アンコールでは「翼をください」と「ふるさと」を熱唱した。

 今回の合同お楽しみ会の参加費は一人100円。およそ160名が来場し、帰りにはお弁当が手渡された。

屋代高校書道班 書道パフォーマンス トリオshinのコンサート (戸倉創造館大ホール 3月9日)