3月10日付けで、千曲警察署に大日方正明新署長が着任した。大日方署長は長野市出身。これまで主に刑事部門(国際捜査、暴力団排除)を担当してきた。その経験から直近の課題として、千曲市で多発している特殊詐欺被害への対策を挙げた。
千曲市内の特殊詐欺被害は、昨年8件から6件とやや減少したものの被害金額は増加傾向にあるという(約3700万円)。特殊詐欺の被害に遭わないためにはどうすればよいのか?大日方署長は「一番は自分のところには来ないとは思わず、いつも来る可能性があると思うことが大切だ」と訴える。もし詐欺の電話がかかってきてしまっても、普段からお金のことは自分一人で判断せず相談するように習慣づけておくと、被害を未然に防ぐことが出来るという。
また、警察官を名乗るなど、手口も巧妙化していることから「警察には遠慮せずに折り返し確認してほしい」と話してくれた。