地方創生SDGs応援私募債 サクラ精機が埴生小学校に学用品贈呈
サクラ精機(長野本社・鋳物師屋)が八十二銀行の「地方創生SDGs応援私募債」を利用して、埴生小学校にホワイトボード2台とスタッキングチェアー24脚を贈呈した。「地方創生SDGs応援私募債」は八十二銀行が私募債を発行した企業に対して手数料の一部を割引きし、その割引分で学校等の教育機関へ学校用品を寄贈するというもの。同行屋代支店の北澤克己支店長によると「高水準の財務諸表をクリアし地域貢献の意識の高い企業だけが利用できる」商品だという。
7月16日に、埴生小をサクラ精機の宮下芳文副社長らが訪問し、八十二銀行屋代支店立会いのもと贈呈式が行われた。宮下副社長は埴生小への贈呈を決めた理由について、サクラ精機の長野本社の敷地が隣り合わせであるだけでなく、松本謙一代表取締役会長が戦時中に東京から埴生小学校に学童疎開していたという奇遇な縁もあることを明かした。
児童代表で6年生の代表委員・村田透麻君は「全校で大切に使います」と感謝の言葉を伝えた。