坂城ッズ防災わいわい塾 エデュテイメント形式

坂城ッズ防災わいわい塾

 小学生の防災意識を向上させ、地区の防災計画への啓発を目的とする学習会「坂城ッズ防災わいわい塾」が9月3日、坂城町文化センターで開催された。主催は県千曲建設事務所で、坂城小学校の3年生と4年生が参加した。この学習会は教育(エデュケーション)と遊び(エンターテイメント)を融合させたエデュテイメントと銘打った形式で、東北信地域での開催は初めて。児童らは気象や災害をモチーフにしたキャラクターによるライブショーやクイズで防災に関する知識を学んだ。その後の体験学習では「土砂災害」「地すべり」「がけ崩れ」といった自然災害をわかりやすく対策模型を使って実演。災害発生のメカニズムへの理解を深めた。スタッフの県砂防ボランティア協会・細川副支部長は「これをきっかけに家庭で防災に関する話をする雰囲気を作ってほしい」と語っている。

キャラクターによるライブショー(上)

対策模型を使った防災学習(下)