坂城町文化協会 第30回美術展

坂城町文化協会 第30回美術展

 昨年40周年を迎えた坂城町文化協会の第30回美術展が町武道館で3月15日から16日まで開催され、初日の15日に開会式が行われた。

 美術展には文化協会の会員による作品を中心に書道、木彫、華道、俳句、絵画などが出展。絵画と書道では坂城高校美術部や小学生の書初めの優秀作品も一緒に展示された。

 また、昨年坂城町とポーランドのツェレスティヌフ郡のフレンドシップ協定締結を記念して、ポーランドの文化を伝える特別コーナーも設けられた。そのほか坂木宿ふるさと歴史館で展示されている戦前(昭和7~8年)と現代の坂城の写真を比較したパネルも会場に搬入された。

 同協会の会員数は最盛期は1000人を超えたが現在は439人。後藤敏一会長によると高齢化が進んでいるとのことだが、会員がサークル活動で指導した若い世代が育ってきているという。「後継者を育てていきたい。文化を通じて子どもたちに坂城の街で暮らしたいと思ってもらえるようにしたい。坂城に期待してほしい(後藤会長)」と語る。

開会式の様子(左)

坂城町の過去と現代の比較写真(下段)華道作品(上段)